カプコンファンが署名運動を展開
PS3独占供給をやめ、マルチ展開が公式に発表されたカプコンの『デビル メイ クライ4』ですが、海外のファンが署名活動を行っているそうです。
概要は「PS3に独占供給って言ったじゃないか!もうお前みたいな嘘つきメーカーのソフトはもう買わないぞ!」というもの。集まった数が5000を超えているというから驚きだ。本作はPS3に独占供給すると公式発表されていた作品。
独占供給と言えば、バイオハザードシリーズはGCに独占供給します!という発表が思い出される。確か、GCの発売前日だった気がしたが。理由として、各ハードに続編を出してきたが、ファンから続編の度にハードを買わなきゃいけないのは大変だ!という意見があり、最もだと思ったからというもの。
任天堂は子供向けというイメージが強かったのと、PS2には多分追いつけまいという空気の中での発表だった為、結構な激震が走ったものだ。結局、バイオ1・バイオ0は独占供給となったが、バイオ4からはマルチ展開になった。任天堂から並々ならぬ協力があったお陰であのグラフィックが実現できたという話もあった為か、任天堂ファンサイトは結構荒れた・・・無論、マルチ展開に切り替わったのは、思ったより売れなかったからに尽きるだろうが・・・
ただ、かなり遅れて発売されたPS2版に特に大きな追加要素を盛り込まなかったのは、スペックの違いによる開発の難航は勿論だが、任天堂への配慮という説も強かった。
理由はどうあれ、同じ失態を2度も、しかも看板作品でやってしまった。カプコンは、次に何かを独占供給だと発表するなら、各方面からネタにされるのを覚悟しなければいけないだろうなぁ・・・
ちなみに、任天堂ファンも任天堂を相手に署名活動を行った事がある。オイラも参加した一人である。
わかる人には「赤と黒」と言えば通じる出来事ですが、「赤と黒革命」「赤と黒事件」等と命名しているサイトもある。当時を知るファンの間では、死語中の死語であったり厳禁ワードになっている。いつか、このサイトで語る日がくるかもしれない・・・多分
なお、この署名活動によって任天堂は動いた。もちろん「署名にお応えして」等と言わなかったが、どう考えてもあの活動で動いた。参加した人は、きっと皆そう信じている。
そんな過去もあってか、カプコンに恨みもないし参加もしないが、この署名活動を応援したい気分のオイラである。
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コメント
似たような事例に、ナムコの『テイルズ オブ シンフォニア』も
ありましたね。同じくカプコンだと『ビューティフルジョー』なんかも
結局マルチになっちゃいました。
ゲームキューブならではだと思っていたゲームが
PS2にも出ちゃうのはやはりショックでしたね。
個人的にはゲームキューブ版にはない要素を追加されたのが嫌でした。
ゲームキューブ版の方が言い方はアレですが、
「不完全版」のような気がしてしまって…。
画質や遊びやすさの面ではゲームキューブ版の方が
評価されていたりするので、そこは救いかなとも思いますね。
今回のケースだと振動機能など本体に依存しているモノを除いて
追加要素等の差はないでしょうし、そのあたりはゲームキューブの時
よりはましかな…などと思ってしまいます。個人的にはですが。
もちろん独占タイトルがマルチになってしまって、応援しているハードが
不利にならないかと危惧するファンの気持ちも十分分かりますけどね。
投稿: victor | 2007年3月27日 (火) 09:27
>victorさん
まぁ、今回は独占供給だと公式に発表していたものですしね。理由はどうあれ、普通に失態ですよ。簡単でいいから謝罪してもいいと思うんですけどね。
極少数だと思うけど、360持ってるけど本作の為にPS3買ったという人には迷惑この上ない話ですから。
>不完全版さん
仰る通りです!その気持ちわかります!
これはゲームキューブに限ったことでもないですよね。私も「完全版」や「ディレクターズカット」等は基本的に嫌いです。「待ってて良かった。前の買った奴お疲れさん」とか言われた人はたまったもんじゃないでしょうし。
少し違いますが、後から発売される「廉価版」も気分複雑ですね。
投稿: ヨッシー | 2007年3月28日 (水) 22:53