オイラ的、子育てを考える

いきなりなんやねん！って話ですが（汗）
まぁ、たまには真面目に語りたいときもあるって事で。

　先日、身内と某アミューズメント施設に回転寿司を食べに行ったときの話。
　施設内にはパチンコ屋もあるのですが、その入り口に子供の写真が載ったポスターが貼っていたのですよ。要は「子供を車とかにおいて、パチンコやったりしたらダメ！」というもの。育児放棄や虐待、車に子を放置してたら子供が亡くなっていたというニュースも多いですしね。

　気が付けばもう２０代後半だし、結婚しましたとか子供が産まれましたという話も聞こえてきました。本当に幸せそうで素直に「おめでとう！」と言った組もあれば、「何ヶ月もつんだろ・・・」というのもいたし、すぐに別れたのもいれば音信不通になったのもいるし。

　簡単に言うなって怒られそうだけど、子育てって想像を絶するほど大変なんだろう。
　残業で夜中に帰宅しようとも容赦ない夜泣きで更に寝不足、遊びに行くにもかなりの制限がかかって友達と会うのもなかなかできなくなるし、経済的負担も凄いだろう。
　数少ない「本当におめでとう！」で人妻となった友達とこんな話をしていると、子供は欲しいけど子育てに自分が耐えられか不安で仕方ないという話をしていた。育児放棄とか虐待のニュースの大半は、「若すぎる二人」とか「仕事してなかった」とか「連れ子とうまくいかず」というのが多いけど、この夫婦は実に仲がよく互いにキチンと仕事をしていて収入も安定している。自分は旦那を心から愛しているし、旦那も自分を愛してくれていると自信があるのに、この類のニュースに少しだけでも自分を重ねてしまうのが嫌で仕方ないとか。

　「実際に自分の子供を抱くまで、親の気持ちはわかんないさ」とは各方面から言われます。はい、そう思います。
　故に、子供ができたワケでも、結婚しているワケでも、将来を誓った女性がいるワケでもないオイラは、「お前はそれなりの覚悟があって子供産んだんだわな？」と誰にもいえないのかなぁと、ふと思った。

　昔、親がゴタゴタした中で育ちながらも、非行とかに走らないで懸命に生きてきた人と出会った事がある。思えば友達に恵まれてたと思う。だけど、とてもとても苦しんでいた。
　子供はとにかく空気を読む。大人がどんなに上手な嘘を言ったって険悪ムードは必ず子供に伝わる。非行等で苦しさや寂しさを表に出している子はまだいいかもしれないけど、夜中に部屋で泣いている子供が何人いるのかなぁと、その人との出会いでつくづく感じたもの。
　さっきも書いたように、オイラは親になった気持ちがわからない。わかったなんて言えない。親になるってのは命を背負うこと。人間の子は、親が長い間面育ててあげないと生きていけない。つまりは、育児をしないのは人を殺すこと。子供を産むというのは、相当な覚悟を持っていないと人を殺すことになるんだなぁなんて考えたり。
また、育てるだけでなく、愛してあげないと苦しめることになる。

　ダラダラと書いてみましたが、何を書きたいのか自分でもよくわからん（汗）ただ、そのポスターを見て、こんな事を考えた。ポスター一枚に、妙にズシ～ンときた。
　この記事を読んで「あぁ、コイツ親心がわかってないなぁ」と思われたら、それはそれで正解なのかも。

　ギャンブルの類はやらないオイラですが、パチンコとて一つのゲーム。パチンコを否定する気は全然ないし、お金を払って一人で遊んでるんだから、テレビゲームも一緒と言えば一緒なのかも。
　何かの間違いでも、オイラと結婚してくれる人がいて（笑）、まだオイラがゲームで遊んでいたら（多分遊んでるだろうが）、子供と一緒に遊べばいいんだ。「お父さんは忙しいからゲームで遊んでいなさい」ではなく、ゲームでも一緒に遊べば、きっと愛しているとなるに違いない（もちろん、ゲームだけじゃダメだけど）


　歳も歳だし、周りにゲームやる人は少なくなって時間も合わなくなってきたのを知りつつも、Ｗｉｉリモコンを４つ揃えた光景に虚しさを感じたりしてたけど、この記事を書いていて、将来子供と一緒に遊んだりしちゃう？なんて考えたら、なんか微笑ましい光景に見えてきた（笑）
　この一文が無ければ結構カッコイイ記事だったのかもしれないけど、まぁ照れ隠しという事で（自分で書くのって寒いわぁ・・・）　照れ屋ですから。多分。