日記：８年前に書いた物語と友達と

　７．８年前、ワケあって一つ物語を書いたことがあります。
　書くきっかけになった連中には見せて、何回も書き直しました。素人軍団ですからレベルが高かったワケは無いんですが、自己満足でいく気は誰もなかったんだと思います。何回も何回もぶつかり、ケンカしました。何人かで真剣に何かを作ろうとしたら当然のことなんだと思います。

　結局、その物語には「ホシの子守り歌」とタイトルを付けました。
　３つの国で構成されている世界が舞台。その全てで、大人しかかからない原因不明の病気が流行っています。その病の所為で親を失う子供が沢山いる。そして、その病気で親を失った内気な性格の”リリィ（男の子・１１歳）”が主人公。同じく親を失った幼馴染”ララ”と孤児院で暮らしてます。
　そこへ、記憶喪失らしき少女”ルル”がやってくる。とにかく自分の国に帰りたいって言うんで、理由があやふやだけどララは楽しそうだからとリリィを強引に説得して３人は孤児院を脱走します。
　道中、ルルはその国のお姫様なのがわかったりとか、ルルの国が海を凍らせて領土を広げようとしてる話とか、お姉さんが流行の病にかかって悩んでる”トト”に出会ったりとか、そのお姉さんの病状進行が他の人に比べて遅いのはナゼだろうとか、その世界にはどんな願いも叶えてくれる「ナガレボシ」の伝説があって・・・云々

　なんで急にこんな事を書くって、ＧＷにこの連中と再会することになったからです。奇跡的に全員のスケジュールが揃ったのです。チラホラ連絡はとっていたものの、一部を除き、実際に会うのは７．８年ぶりです。楽しみで仕方ありません。