2008年を振り返る、ランキング外の出来事たち
2008年を振り返る、勝手にランキング外にした出来事集です。
ランキング外ですが、一応下にいくほど大きな出来事っぽくしてみました。あくまでそれっぽく。
●「東大×萌え×DS」の無謀な夢のコラボ
脳トレから始まった学習ソフトブームを数多くのメーカーが追従したが、いわゆる萌え市場も例外ではなかった。
萌えながら勉強して東大合格したら50万円という無謀な夢のコラボまで登場。良くも悪くも様々な方面にゲームが浸透したのは喜ばしいが、申し出るのもなかなか勇気が必要ですね。しかも、該当者多数の場合は面接で決めるというが、一体何を基準に選定するのだろうか…来年も、耳を疑うような企画が登場する事を期待して止まない。
・萌えて東大に合格すると50万円貰える企画登場
●引退してから「日本一の富豪」を獲得。組長万歳!
岩田社長がラスボスならば、裏ボスとも言うべき存在、我らが山内前社長。
米経済誌フォーブスが「日本の富豪40人」を発表し、任天堂の山内溥相談役を初のトップに選びました。資産総額は78億ドル(約8100億円)。
そんな前社長は現在任天堂の相談役。取締役でもなくなった。つまり、形式上は引退された。引退してから日本一の富豪と言われちゃうんだから組長はやっぱり凄い人なのです。
・組長健在!日本一の富豪へ!
●裁判が趣味の人々
ゲーム機を訴えるのが趣味…という人がいるんではないかって程にゲーム機を相手取った裁判が次々と起こっている。「コントローラを振り回すなんて新しいアイディアだ」とか言われますが、Wiiに限らず他機種も表に出ないだけで新しいアイディア満載の練りに練り込んだマシンなのです。
3大機種と言われますが、どの機種もこの悪趣味な人には苦労しています。特に今年は「Wiiの米国への輸入禁止」や「PS3の製造中止」を求める裁判もあり、なかなか過激です。Wiiの輸入禁止については、09年中に決定が下る話もあるので、注目です。
・またまたWiiが訴えられる
├・Wii、再び特許侵害で訴えられる。今度は輸入停止を要求
└・任天堂、特許侵害で22億円の支払命令をくらう
・今度はPS3が製造停止要求を食らう
●日本ゲーム大賞、まさかの大賞ダブル受賞
ダブル受賞なんて凄い!まさに歴史的!いい加減にしろ
・【TGS2008】またダブル受賞。日本ゲーム大賞2008
└・日本ゲーム大賞2008、一般投票はじまる
・日本ゲーム大賞2008、概要発表
└・東京ゲームショウ2008、概要決まる。疑問点も
●ファミ通史上初、オール3点の迷作がWiiに登場
何かとネタにされるファミ通プレビューにて、Wiiソフトが史上最低記録を叩き出した。
今後も何かと引き合いに出されることになるだろうその迷作の名は『プロゴルファー猿』。原作者が可哀想。
勇士による動画アップが各方面で見られたが、そのゲーム性の無さったら無い。ゴルフゲームなのに物理計算をしていない様子にはフォローの余地が無い。何かの間違いで購入された方には心からお悔やみ申し上げる。
・Wii『プロゴルファー猿』、ファミ通最低記録樹立
└・オール3点の迷作・Wii『プロゴルファー猿』、アンケート実施中
●お門違いな任天堂叩き
「出る杭は打たれる」と言いますが、今年もお門違いな任天堂叩きがありました。
まず、仲良くやらなきゃいけないサードパーティからは「ゲーセンが不調なのはWiiの所為だ!ウチは悪くない」という話。人の所為にするなよと言いたいけれど、まぁ一理無くも無いか?という理屈。
次は完全にお門違い。書店が潰れたのは任天堂の所為という話。
まぁ、こちらは「みんな本にお金使ってくれない。どこも大変。儲かってるのは任天堂だけだよ」という僻み。元記事によれば、コンビニや通販に客を取られてるだけという分析だが、こういう場面で任天堂が叩かれるということは、各方面に【王座】として認められているという裏返しでしょうか?
・今度は「書店が潰れたのは任天堂のせい」とほざいている
・バンナムがWiiの所為でストップ安になったとほざいている
●Wii、元祖動画配信サービス「Rimo」終了
Wiiでも動画配信サービスの発表がされていますが、ジャンルを選択してYouTubeから動画をチョイスして閲覧できるサービス「Rimo」が終了しました。パソコンからも利用可能でしたが、Wii向けにチューニングがされていたし、Wiiからのアクセスが多かった事から、元祖動画配信サービスと言えたのではないでしょうか?暇な時には垂れ流ししておくと結構暇つぶしが出来たので、普通に残念です。
・動画閲覧サービス「Rimo」終了へ
●結局PS2互換は出ないの?PS3の迷走
正常動作しないソフトが多々あるにしても、PS1・PS2ソフトも遊べるのはPS3の大きなセールスポイントでした。遊べるだけでなく、キレイに出力出来るんですから尚更です。高い高いという声を踏まえ、PS2との互換を持たない廉価版も投入し、売上も伸びてきました。しかし、生産コストが大きな足かせになっていたのも事実で、ついにソニーは旧型機を実質切り捨てる旨を発表。当然、旧型機の価格は高騰し再び転売発動。一時、60GBモドルより20GBモデルの方が高い意味不明な事態も。
実際には40GBモデルが売上の9割程度だったようで、旧型機はいわゆる一般層にはあまり需要が無かったようですが、それでも混乱を招いたのは事実。混乱に際し「互換性を持った新型が出るハズだ」という意見は絶えず、買い控えも起こっている。更には、互換機開発を思わせる求人も出て、より買い控えを誘発した。
・新型PS3、8月発売?
├・ソニー、PS3へのPS2エミュレーター開発を開始
└・PS3、20GB及び60GBモデルの出荷を打ち切りへ
・PS3で再び混乱。やはり、不安を抱えてゲーム機を買う年になるのか?
●今年も色んな周辺機器が発売
今年も色々な周辺機器が発売されました。
ただ、今年は比較的任天堂開発や、任天堂公認が多めだった気がします。もちろん、オイラが知ってる範囲で言えばですが。
印象に残ったのはGCコントローラ・ホワイトが発売された事でしょうか。Wiiに合わせたんだろうホワイトでコードはGCより長く価格も少し安い。これがサードパーティではなく任天堂から発売されたのが面白い。まだまだGC対応ソフトは出てくるでしょうし、選択肢が増えたのは素直に良いことかと。願わくば『スマブラX』に合わせて欲しかったですがね。
あと、公式Wiiレンズクリーナーも印象的でした。
『スマブラⅩ』で発覚した2層ディスク読み取り問題。この問題が、今後出てくると信じたい大作ソフトの障害、又は大作ソフトの製作の障害とならないのを願います。
・GCコン型のクラコン登場
・任天堂製新色GCコントローラ発売へ
・『どうぶつの森』にも対応、Wii対応ワイヤレスキーボード登場
・任天堂、WiiとDS用無線アダプタ販売へ
└・社長が訊く、「Wi-Fiネットワークアダプタ編」
・Wii公式レンズクリーナー、紹介ページオープン
└・任天堂公式《Wii レンズクリーナー》発売へ
・【TGS2008】どこでもWi-Fi通信を可能にする機器発表
・Wiiリモコン専用エネループ発売!
・ゲームユーザーの為のサプリメント登場・・・
・ゲームテック、任天堂と正式契約
・Wiiボードにまたまたカバー登場
├・今度はバランスボードのカバー登場
└・『Wii Fit』にもっとフィット?『Wii Fit Mat』登場
・Wiiワイヤレスセンサーバー登場
・プレビュー:Wiiソフトを美しく収納する棚、3段目(動画あり)
●カウントダウン、又はその類が相次ぐ
去年も結構あったが、今年はもっと酷かった。当ブログで扱った記事は僅かだが、ゲッソリして書く気になれなかったカウントダウンは数知れない。カウントダウンしてなくても、似たようなのも多数あった。
文句は言いつつも各ブログ等で扱いリンクも貼りますからプロモーションとしては成功なんでしょうね。思うに、大したサプライズが無いから文句が出るのもあるでしょう。「CMの後、衝撃の事実が!」みたいな。
・ついに小島監督まで「引っ張り大作戦」を決行・・・
・今度はサモンナイトページでカウントダウン
├・カウントダウンコンボと共に『サモンナイトⅩ』発表
└・『サモンナイトⅩ Tears Crown」公式サイト、無事オープン
・『ブラッド オブ バハムート』公式サイトオープン。初プロモも
●クラブニンテンドー、プラチナ特典が概ね不評
今年も3択でしたが「うわぁ~!この中から選べなんて迷っちゃうよ!」という嬉しい悲鳴はあまり見なかった。
このサービスの為にソフトが高くなってるとは思えないので、実質”無料配布”の物に文句を言うのも間違ってる気がしないでもないが、「オリジナルソフト」や「SFC型コントローラ」に慣れている身としては寂しい印象を受けるのは否めない。来年は選択式でもいいけれど、良い意味で悩ませてもらいたい。
・クラブニンテンドープラチナ会員特典、再び3択…
●Wii『罪と罰2(仮)』、公式発表
N64末期の神ゲー『罪と罰』の続編が公式発表された。タイトルだけでなく映像も少し公開された。即席ではなく、実際のゲーム画面を編集したものと思われる。勿論、開発はトレジャーが行う。
Wiiでも必ず何かやってくれると信じていたし、Wiiソフト開発中である旨はとあるインタビューで語っていた。トレジャーが開発しているWiiソフトは本作だけではないが、最も待たれていた作品であるのは間違いない。大いに期待して待ちたい。
・Wii『罪と罰2(仮称)』公式発表!
├・Wii『罪と罰2(仮称)』の動画 +どうでもいい感想
└・職人軍団トレジャー、Wiiソフトを開発中か
●賛否両論、「焼き増しソフト」相次ぐ
当然意見は分かれるでしょうが、今年も移植や廉価版ソフトが目立った。
若干の新要素や、新しい操作を取り入れる事で激変する作品がある事は認める。名作をより多くのプレイヤーが楽しむ機会を与えられるのは良いことだ。だが、その裏には発売日に定価まんまで買った人や、その作品の為にハードを買った【被害者】がいるのも忘れてはいけない。また、それらを恐れて買い控える人がいるのも事実で、ネタにされているのも事実。今年は任天堂も似たような戦略を使ってきた。「先に買った人が損をするようではいけない」と岩田社長も言っていた。
繰り返すが、これは賛否両論。喜んでいる客がいるのも事実。「じゃあ、どうしろと?」と言われると困るけど、とにかく連発は勘弁してくれということで。
・GC版、初代『バイオハザード』がWiiに移植。公式サイトもオープン
└・「バイオハザード」シリーズはゲームキューブ独占だと言ってたムービー
・『ファントムブレイブ Wii』公式サイトオープン
├・やっぱり移植参入…『ファントムブレイブ Wii』プレサイトオープン
└・日本一ソフトウェア、Wii及びWiiウェアに参入表明
・『もじぴったんWii デラックス』公式サイトオープン
・GC名作郡、Wiiで復活へ
└・Wii版『ドンキーコング ジャングルビート』公式サイトオープン
・ドラクエとFFの4タイトルが廉価版で登場
・Wii『デッドライジング ゾンビのいけにえ』発表 +懐かし動画
└・Wii『デッドライジング』、発売日決定
・DS『ドラクエⅤ 天空の花嫁』プロモーション公開
├・『ドラクエⅤ』サイトに人生スゴロク出現
└・DS『ドラクエⅤ』100万本突破壁紙配布
・名作『クロノ・トリガー』DSで復活へ
├・DS『クロノ・トリガー』公式サイトオープン。デモに疑問
├・DS『クロノ・トリガー』発売日決定
├・DS『クロノ・トリガー』テレビCM公開
└・DS『クロノ・トリガー』、発売日を前倒し
・Wii『スイングゴルフパンヤ 2ndショット』、廉価版発売へ
・『ぷよぷよ』再び。今度は4機種で廉価版登場
・『忌火起草』がWiiに移植決定
├・Wii『忌火起草 解明編』オープニング公開。発売日も決定
└・Wii『忌火起草 解明編』公式サイトオープン
・『バイオハザードWiiエディション』、ベストプライス版発売へ
・『バイオハザード 0』Wiiへ移植決定。公式サイトもオープン
├・Wii『バイオハザード0』、7月10日発売へ
└・Wii『バイオハザード 0』は「復活」か「リサイクル」か
●コンセプト通りのヒットのお陰?大統領選挙にWiiが登場
史上初の黒人大統領となるオバマ氏。氏が放送した選挙CMに、なんとWiiが登場。
「Wiiリモコンを置いて選挙に行こう」というフレーズでした。これはCMの一部に過ぎませんでしたが、世界の歴史を動かすテレビCMにゲーム機が登場したのはまさに歴史的と考えます。これは数多く売れているだけでなく、Wiiがコンセプト通りに成功している事を証明する出来事だったと言えるのではないでしょうか。
・オバマ候補『Wiiリモコンを置いて歴史を変えよう』ビデオ
●Wii『428』がオール10獲得。同ハードに満点2作は初
良くも悪くもネタにされるファミ通のプレビュー。
そのプレビューにて、Wii『428 ~封鎖された渋谷で~』がオール10を獲得した。失礼だが、大作の続編でもなければ特別大きな注目を浴びていた作品でもないので驚きも増した。浜が特別プッシュしていたワケでもなかったので尚更。
明らかにこの効果でAmazonには注文が殺到し、チラホラ品切れが起こり、特典付きは転売状態にもなった。良くも悪くも、やっぱりファミ通の影響力は健在ということなんだろうか…ただ、初週売上は3万本という情報があり、ヒットと呼ぶには少し苦しいかも。
なお、『スマブラⅩ』もオール10だった。同じハードにオール10が2作というのは初だそうだ。勿論、PS3では『メタルギア4』が獲得しているので、今後PS3に2作目が登場する可能性もある。無論、Wiiに3作目が出る可能性もあるのだが…
ちなみに、オイラもプレイしてプレビューも書いた。
個人的には問題点や嫌いな部分がまったく無いのでオール10に値するかもしれない。基本的にベタ褒めはしないし、嫌いな部分等はちゃんと書くんだけど、思えば悪い所が見当たらず、レビューも基本的にベタ褒め。「これはもっと売れるべきだ!」と今年一番強く思った作品でした。
・プレピュー:『428 ~封鎖された渋谷で~』
・Wii『428』がファミ通レビューで40点獲得
・Wii『428 ~封鎖された渋谷で~』テレビCM公開
・『428 ~封鎖された渋谷で~』予約特典+アニメ化
・Wii『428 ~封鎖された渋谷で~』新プロモーション公開 +間違いあり
・『428 ~封鎖された渋谷で~』、12月4日発売へ
・チュンソフト、Wiiにオリジナルサウンドノベル『428(仮)』発表
・実質『街』の続編宣言。Wii『428(仮)』公式サイトオープン
・Wii『428(仮)』プロモーションムービー公開!
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コメント
●コンセプト通りのヒットのお陰?大統領選挙にWiiが登場
が2つありますよ
投稿: . | 2008年12月30日 (火) 20:48