日記:死ぬほど楽しかった花火ファンの一日
ムチャクチャ大好きな事なのに話せる相手がいない・・・なんて経験、皆さんあるでしょう?
それでネットに走ったりするわけじゃない?
オイラの場合は花火の事。いや、ゲームの事もだけど。
花火を見てる人は尋常でないほどいるけど深い話なんて出来ないワケです。うまくいっても「あの垂れてくる花火はキレイだよね」程度。「好きな花火師は~~~」とか言った瞬間引くでしょ?
ゲーム関連のオフ会経験は何回かありましたが、年齢は殆ど同じだし、間違いなく「ハイレベルな人達」なわけで、遠慮なんて勿体無い。全力投球です。クリエイターの名前を出そうが細か~い話を出そうがそれが当たり前。楽しいったりゃありゃしないと。
先日初参加しました「花火鑑賞士のつどい」。どの世界にもハイレベルな人々はいるもの。
「ほんの数社なら、花火を見ればどこの業者かわかる」とか「あの業者の去年の花火はこうだったが、今年は~~」とか色々考えてましたが、こんな話をして引かれないか心配なワケです。やっとで見つけたゲーム以外の生き甲斐。最初が肝心。もし、いわゆる「普通の人達」だったら、レベルを抑えて話をしようと思っていました。
そして始まった懇親会。どの程度のレベルで話せばいいのか不安でいっぱいです。ゲーム関連のオフ会との違いは年齢の広さでしょうね。実に広いし女性も多いし格好も多彩です。背広の紳士さんもいる。ますます不安です。
が、会話が進むうち、その不安は完全に消えました。レベルを抑えるとごろか全力投球でOK。経験不足な点は多々ありましたが、もう互角に話が出来ます。
花火師の名前で会話が成立し、「昇銀竜錦冠菊二度咲小割浮模様」「昇分火八重雌雄芯変化菊」等の呪文のような花火の名前が飛び交い、花火大会の情報交換は絶好スポットはもちろん担当業者名の話、各業者の特徴や得意玉、鑑賞した累計大会数は3ケタでも驚かないし、1年で見る花火の数は2ケタが基本。今後の花火業界の為に自分達が出来る事・すべき事みたいな真面目な話……
皆さん呆れるほどの花火好きです。夢中になってる自分と、それに応えてくれる方々がこんなにいらっしゃる自信。しかも年齢は非常に広く、まさに老若男女。ゲームですと「オタク」と揶揄される傾向があるとは思いますが、心の底から花火を愛している方ばかりです。オリジナル名刺を作ってる方も沢山いて、名刺を貰う一方だったのが唯一の後悔。
今年の夏、オイラは時間の許す限り花火を見ようと思う。また、日本の花火の為に何かしたいと思っている。
自信がついた。こんなにも花火を愛している方が沢山いる。来年、又は各花火会場で再会しようと誓って別れた2次会。感動だけでなく、こんなにも沢山の出会いと自信を提供してくれた花火と関係者に感謝。
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コメント
おお~。そんな場所にいけるなんて正直うらやましいです。自分はゲームに関してはヨッシーさんと同じ状態なのでもし濃い話をしても引かない人ばかりだったらきっと楽しいでしょうなぁ。ただオフ会にいく勇気はないのでネットが終わると現実世界に戻る日々が続いていますが。
それにしても今回の記事を読む限り相当花火が好きなんですね。また花火大会にいったら動画、期待してます!
投稿: tapioka | 2009年5月29日 (金) 23:55
こちらでは初めまして。
拝見はしていたのですが初めてのコメントなので、きっ緊張しちゃいました(・ω・;)
2次会も充実していたみたいで大収穫の1日だったようですね!
大好きな事の話しをしている時って本当に楽しいですからね、時間が足りなくなるくらいに。
今年の夏も思う存分花火を楽しみましょうね!
投稿: トコ | 2009年5月30日 (土) 09:08
どの分野にしても、何かの物事に関してスゴい何でも知っていて詳しくて、情熱をある程度傾けていると
周りからは大体「うわぁ オタクだ」などと言われちゃうんですよね…
特にゲームとかアニメとかに関すると、けっこうオタクっていうのは良く聞きます。
ひと昔前だったら、「おぉーお前すげーな何でも知ってんな」とか「お前は○○博士だな」とか言われることもあったのでしょうけど、今じゃ何につけても詳しければすぐ「うわーオタクだぁ」ですもんね…
そういう意味では、ここ近年に作られたこの「何か変なイメージ」として使われることが多い、「オタク」という言葉は個人的に嫌いです‥。人の趣味を否定された気がしますよね。
なので、花火のことを 自分の好きなことを、詳しい人たちで集まってとても楽しく過ごせたっていうのはとても羨ましいです。
自分もゲームのこととか、大の好角家なので大相撲のこととか、好きなことで皆で集まって話すのも良さそうな気がしますが、如何せん小心者のボクには向いてないという(^^;)
>花火大会
自分の市では、今日ってか 今夜ってか、
今。(笑)。春の花火大会が行われてる真っ最中です。
現場から自分ちまで、けっこう距離があるのですが、普通に「ドンドン!」と聞こえます。花火の音ってどれくらい遠くまで聞こえるのかな?専門家のヨッシー氏に (略
ヨッシーさんはこの大会に来るかな?行ったら会えっかな?
ないない(笑)。自分北関東っす。長文失礼
投稿: グルグル | 2009年5月30日 (土) 19:42
>tapiokaさん
世の中広い…いや、深いなぁと思いましたねぇ(笑)
花火は本当に大好きですねぇ。一瞬で人々の心を奪いつつ、記憶には感動だけを残して消えていく芸術でございます。
基本的になんでもカタチに残していきたいオイラとは真逆の世界が面白かったのかもしれませんわ。
>トコさん
大先輩様、いらっしゃいませ(笑)わざわざありがとうございます。
とにかく、ホントに幸せな時間でした。花火の話を出来る人なんて滅多にいませんからねぇ。
今年はあと大曲の花火を含め、あと数回は行きますのでお会いしたらヨロシク。殆ど聖地巡礼状態(笑)
いや、でも本当に花火がより好きになった一日でした!
>グルグルさん
ウルサイって苦情も増えてるみたいで、近年、音を出来るだけ静かにする開発も進んでいるようです。理屈はわかるんですが、非常に残念な事です。
ちなみに、そこそこ大規模な大会でなければ、鑑賞士がバッタリ会う事は珍しくないとか。
類は友を呼ぶってのは、どの世界にも存在するようです(笑)
投稿: ヨッシー | 2009年6月 3日 (水) 20:53