ボヤキ：『ときメモ』は真の「恋愛シミュレーション」だったと思うんだ

　最近のいわゆるギャルゲーって、アドベンチャーっぽいのが多いよね。むしろ基本にすらなってる。
　システムより物語重視みたいな。物語を楽しむ。「ギャルゲーは物語がいいんだ」と語る人多いし、物語を楽しみたくて遊んでる人多いじゃない？

　つまるところ、恋愛シミュレーションゲームは最近滅多にお目にかかれないと思うんだ。物語を楽しむアドベンチャーなんだ。シミュレーションしてないもん。なんというか受動的。選択肢を選び、あとは流されていくだけみたいな（否定してるんじゃなくて）

　で、社会現象クラスに大ヒットした恋愛シミュレーション『ときめきメモリアル』
　思えば、とにかくシステム重視だった。『２』が出るとき、開発者が「今回はある程度物語も楽しめるように」みたいな事を言っていた。

　今思えば、最も「恋愛をシミュレーション」しているゲームだった気がする。
　何かが来るのを待つのではなく、自分で動き、自分を磨き、好きな女の子に告白されるか告白するのを目指す。相手が何が好きで何が嫌いか、どういう話をすれば喜ぶか、どこに連れて行けば楽しく過ごせるか…自分で考え、自分で選び、自分で行動する。まさに恋愛。

　急にどうしたかって？いや、別に……なんとなくそう思っただけ。
　オイラですか？あぁ、無理無理。来年もわかんねぇのに人様に尽くす余裕なんて無ぇよ。マジで。

　「頼んでないピザは来ない。自分で動かなきゃ何も起こらないんだよね」
　ｂｙ　某ＲＰＧ発売に際して行われた某コピーライターと某タレントさんの対談の中のお言葉

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■ときメモを継ぐ者
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　・『ときめきメモリアル４』公式サイト