今まで生きてきた中で、一番楽しかった日

2012/08/26　03：00頃
（大曲の花火・被災者招待事業、お客様、帰路へ）

気をつけてお帰りください。ありがとう。
また遊びに来て下さい。来年も、花火の下で待ってます。

１秒でも長く、少しでも多く楽しんでもらう為、どうすればいいか夜中まで話し合った。朝早く起きて、まだ話した。現地に向かいながらも話した。

集まった１０人。その内の１人。
仲間と呼んでくれたから、仲間でいたかったから、一生懸命だった。

とにかく暑かった。
汗だく。体はベトベト。飲み物だってロクに飲めやしない。
そんな中、とにかく歩いた。

所々から聞こえる花火用語。
うまく説明できなかったけど、聞いててくれたみたい。
「あれはどういう花火ですか？」「これはどういう意味ですか？」
丁寧に、楽しく答える。楽しんで欲しかったから。
こっちも楽しく観る。楽しかったから。

「みんなで見送りに行こうよ」
仕事外だったけど、出発間際のバスまでみんなで走った。
ギリギリ間に合って、担当の各バスに乗り込む。
思ってた事をそのまま言った。
大きな拍手。他のバスからも大きな拍手。
みんな、何て言ったんだろう。でも、誰も訊かなかった。
照れることなく、みんなで泣きながら手を振った。

とにかく楽しかった。
感動と幸せをくれた人々に、心から感謝。

来年も、花火の下に幸せな時間が溢れてますように。